確定拠出年金は自分でつくる将来資金です。
確定拠出年金(DC)には企業型と個人型(iDeCo:イデコ)があります。
企業型DC
勤務先に確定拠出年金制度が導入されている方々が対象です。
企業型DCはいわゆる退職金制度の1つです。
勤務先が毎月拠出して(掛けて)くれるお金について自分自身で運用先を決める必要があります。退職金の額が運用結果によって変わってくるわけです。会社によって運用先となる商品のラインナップが異なります。
商品選びの考え方について家計および貯蓄の状況・バランスを確認したうえでアドバイスします。
マッチング拠出という自分自身で毎月の掛金を積み増すことのできる仕組みが導入されている場合には、その制度を利用することで得られる税軽減の効果なども確認のうえアドバイスします。
公的年金や退職金全体をふまえた将来の受け取り方のイメージを押さえておくこともたいせつです。
iDeCo(個人型DC)
iDeCo(イデコ)は自分でつくる退職金です。
主には企業型DCの導入されていない会社にお勤めの場合や公務員さんの場合、会社員や公務員に扶養されている国民年金の第3号被保険者、個人事業で国民年金の第1号被保険者の方々の使える仕組みです。
iDeCoを使ってつみたてると、毎年の掛金は全額所得控除の対象となるため、所得税と住民税の負担が小さくなります。将来資金を準備するにあたって、これだけ有利な税軽減の効果を得られる仕組みは他にありません。
源泉徴収票や確定申告書からその効果を知っていただけます。
iDeCoを始めるにあたっての金融機関選び、商品選びの考え方について家計および貯蓄の状況を確認したうえでアドバイスします。また、制度加入にあたっての手続きおよび第1回目の掛金引き落しまでサポートします。
公的年金や退職金をふまえた将来の受け取り方のイメージを押さえておくこともたいせつです。
ポイント
- ・月額掛金の決め方と税軽減効果の確認【iDeCo】(企業型DCではマッチング拠出がある場合)
- ・金融機関の選び方【iDeCo】
- ・商品選定およびリバランスの考え方
- ・現時点で考えられる最適な受け取り方
- ・勤務先に証明印を依頼して金融機関へ提出する加入書類の書き方【iDeCo】
- ・加入手続き(第1回目の掛金引き落し)完了までのサポート【iDeCo】