公的年金・ねんきん定期便

"ねんきん"についてわかりやすく解説します。

「ねんきん定期便」等を基に、将来受け取る年金(見込)額をわかりやすくまとめた一覧表を作成し、ポイントを解説します。

ねんきん定期便に記載されているのは「これまで」の記録です。将来受け取る金額には「これから」の情報を加味する必要があります。公的年金の情報を確認せずに、将来資金(リタイア後資金・老後資金)がよくわからなくて不安だからと各種金融商品を契約・購入してしまうのはお勧めできません。

公的年金については新聞・テレビ・雑誌などのメディアによって非常に偏った考え方が発信されてしまっています。
将来受け取る公的年金は退職後の生活を支えてくれるものではありません。公的年金は社会保険の1つであり、将来受け取る年金は長生きをしてしまったときに助けてくれる保障の仕組みです。

保障の仕組みとしては他にも、亡くなってしまったときに残された家族を支える遺族年金、病気やケガで障がい者になってしまったときの障害年金もあります。これら3つの保障をあわせて公的年金保険です。支払った保険料の合計と受け取る年金額の合計を比べて損とか得とか、本当に不毛な議論です。

公的年金保険についてマイナスな発言をする人にはぜひこれらの本を勧めてください。

”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました

”知らないと損する年金の真実”読みました


もちろん現状の制度に何も問題がないと言いたいわけではありません。これからも変わっていくことになるでしょう。詳細なことはわからなくとも公的年金のおおよそのポイントを把握しておくことこそが、将来資金を考えるうえで大事な基礎となります。

ねんきん定期便を使ってきちんと情報をお伝えし、将来に向けた試算もご提示します。よりよい年金の受け取り方法等についても一覧表でご提案します。20~40代の若い世代にこそ知っていただきたい内容です。

なお、公的年金保険に関してはかなりたくさんのブログ記事も書いています。カテゴリーのリンクをご紹介しますので、ご参考になりましたら幸いです。

ブログカテゴリー「ねんきん」


ポイント

ご夫婦の年金をあわせて一覧にすると、各年の受取総額が明確になります。


  • ・「ねんきん定期便」には記載のない"加給年金"や"振替加算"など、別の年金の情報も知っていただくことができます。

  • ・多い事例として、夫の年齢が妻より上の場合、平均余命なども加味すると一般的には夫が先に亡くなられることが想定されます。その時に受け取ることのできる"遺族年金"のおおよその額も知っていただけます。

相談報酬

  • 初回相談料 + 将来受け取る世帯年金見込額の1%
    (15,000円未満の場合は15,000円) (100円未満切捨て)

【報酬例】
ご夫婦の年金見込額250万円の場合
250万円×1%=25,000円

相談当日にお持ちいただきたい資料と情報

  • ・年金証書や年金見込額照会回答票
  • ・(勤務先にあれば)企業年金に関する書類
  • ・(公務員・私学共済の場合)給付算定基礎額残高通知書
  • ・退職金の見込額や勤務先の退職金規定
  • ・ご自身で加入されている個人年金保険に関する書類
  • ・その他、年金に関する資料

ページの先頭へ